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5月のコラム

「花は咲き、実が実る」

2022年4月29日


 今日こそバラの開花が見られるかと期待したが、残念ながら雨で蕾が膨らんだだけだった。教会の庭に多くのバラの鉢が並び、蕾を付けているので、何時咲くかと、毎日楽しみに眺めている。

 花水木の白が終わり、小手毬も最盛期を過ぎ、ふと横を見ると、桜ん坊の実が赤く熟している。手に取って口に入れると、甘酸っぱい香りが広がり、初夏の訪れがうれしい。
 自然界は正直だ。時が来ると葉が繁り、花が咲き、やがて実りをもたらす。四季の巡りを楽しめるのは、なんと幸せなのだろう。

​ 旧約聖書詩篇1篇は、新約聖書マタイ福音書5章の「山上の教え」と並んで、「キリスト教幸福観」を歌っている。
 肝心なのは「流れのほとりに植えられている」ことだ。地中深く根を下ろし、水源につながっているので青々とした葉を茂らせる。

 

 ぶどうの枝が幹につながっていれば必ず実を結ぶ。私たちも人生の根源であるお方につながっていれば、充実した実り多い生活が出来る。神様に祈るとき、あなたは生命の源に近づいているのだ。
 教会はいつもドアを広げてあなたを歓迎します。

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内川寿造牧師

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