2021年9月5日礼拝会

説教概要

「救いが実現する」北澤成弘牧師

ルカの福音書4章16節~21節

 主イエス様を信じる私たちは、どのような時にも素晴らしいニュースを、すでにいただいていることを覚えましょう。それは、主イエス様の十字架によって全ての罪が清算され救いが現わされた、というニュースです。

①主イエス様によって救いが告げられた。【18~19節】「…主はわたしを遣わされた。捕われ人には赦免を、…目の開かれることを告げるために。しいたげられている人々を自由にし、主の恵みの年を告げ知らせるために。」
 主イエス様は、ある礼拝で旧約聖書イザヤ書を朗読されました。それが、【18~19節】です。朗読したイザヤ書の内容は、まさにご自分であることをお伝えしたのでした。「赦免」という言葉は「許す」という意味です。「解放」とも訳されていました。また「自由」という言葉もでてきます。新約聖書は古典ギリシャ語で書かれたものですが、どの言葉も同じ言葉で表現されています。主イエス様は、私たち人間を縛る病や死、あるいは不安や恐れ、また罪から解放し自由を与える御業を現されたのです。その理由は、「神の救い」が世に訪れたことを告げ知らせるためです。私たちは神の奇跡を見ることや癒しが現わされること自体が目的になってはなりません。聖霊による病の癒し、悪霊の解放、あるいは罪の赦しを通して「神の救い」という良い知らせが、今ここに訪れていることを覚え感謝していくことが大切なことです。
②主イエス様の言葉により救いが実現する。【21節】「きょう、聖書のこのみことばが、あなたがたが聞いたとおり実現しました。」
 2つのことが実現しました。1つ目は「聖書の御言葉」です。旧約聖書イザヤ書に書かれている「救い主イエス様」の預言が、いよいよ実現した…ということです。2つ目は「救い」です。この一文の中に「きょう」という言葉が出てきます。ルカの福音書全体を見る時に、「きょう」という言葉は、とりわけ「救いの力」が現わされた時に使われています【2章11節・19章9節・23章43節】。つまり、「(まさに、今)救いが実現したのだ」と言っているのです。また、ここには「聖書のこのみことばが、あなたがたが聞いたとおり実現しました。」とも書かれています。【直訳】では「聖書のこのみことばが、あなたがたの耳の中で実現しました。」となっていました。つまり、語られる良い知らせ「福音」を聞き、耳の中に留まらせ、自分のものとしていく時に救われる、ということです【ローマ人への手紙10章17節】。益々救いの御業を色濃く実現させるために、聞いてきた主イエス様の十字架と復活を耳の中に留まらせて、福音を自分のものとしていきましょう。