2021年8月8日礼拝会

説教概要

「キリストの平和」北澤成弘牧師

エペソ人への手紙2章14~16節

 主イエス様こそ平和です【14節・始め】。主イエス様が真の平和を実現してくださったことを覚えて褒めたたえましょう【15節・最後「平和を実現するためであり」】。

①十字架によって敵意を打ち壊した。【15節・後半】「ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。」【16節・後半】「敵意は十字架によって葬り去られました。」
 嫉妬や劣等感、憎しみから敵意が生まれることがあります。このように人間の中にある罪が敵意となり、それが争いの火種になるのです。また「敵意」は神と人との間にも存在します。しかし神は完全な方ですので「敵意」という罪はありません。神との間には「敵対関係がある」と言った方が正確です。原因は、やはり人間の罪です。「神に背を向けたい」という人間の罪が神と敵対関係を作ります。このように「敵意」が人と人とを隔て、神と人とを隔てます。しかし主イエス様が十字架の血潮により、私たちの全ての敵意を取り除いてくださいました【16節「十字架によって」】。「敵意」という罪を悔い改め、主イエス様の十字架を信じる時に「キリストの平和」を実現させることが出来るのです。

②十字架によって1つの体とされた。—人との平和—【15節・中間】「二つのものをご自身において新しいひとりの人に造り上げて」
 主イエス様の十字架を信じる時、どのような人も皆、主イエス様を頭とした「1つの体」に創り変えられることを知りましょう。「自分は(あの人は)教会に必要ない」とは決して言えません。また「主イエス様を頭とする」ということは、どういうことでしょうか。主イエス様の御心で一つとなり、聖書の御言葉が私たちの共通の価値観となった、ということです。このように、主イエス様の十字架によって、私たちの間にある敵意は打ち壊されました。私たちは「主イエス様」という新しい「一人の人」に造られたことを信じましょう。

③十字架によって神と和解した。—神との平和—【16節・後半】「十字架によって神と和解させるためなのです。敵意は十字架によって葬り去られました。」
 「和解させる」という言葉は、原語においては「再び仲を修復する」という意味の言葉です。神に背を向けていた私たちは、滅びに向かって進んでいました。そのような私たちと神との間に入り、関係を修復したのが救い主イエス様です。主イエス様の十字架によって、神と私たちとの間にあった敵意を滅ぼしてくださったことに感謝しましょう。