2022年8月7日礼拝会

説教概要

あなたの手で

内川節子伝道師

ヨハネの福音書 6章5節~14節

 「何を食べるか、…と心配するのはやめなさい。」と言われた主イエスは、ここでそのみことばを実践されました。男だけで5千人、女、子供を加えれば1万人はいた人々に、5つのパンと2匹の魚で、その空腹を満たし、十分に食べて、残りを集めたら12のかごが一杯になったと記されている。

 奇蹟は何故起こり、それは私たちに何を語るのでしょうか。


①現代(いま)も人々は飢えている。
 主はこの奇蹟を、単に肉体の糧を与えるとのみ語られていない。それは、ヨハネ6章35節に「わたしが命のパンである。私のもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。」と言われたことで分かる。

 人の魂は、主イエスに出会うまで、充足できないと語られている。


②あなたが彼らに食べ物を与えなさい。
 弟子たちは、人々を解散させることを望んだ。しかし、主は弟子たちが自分の手で人々に食べ物を配ることを求めておられる(マタイ14:16,マルコ6:37,ルカ9:13)。ピリポは常識的に考えて「出来ません。」と答える。アンデレは「ここに少年が大麦のパン5つと、小さい魚を2匹持っています。しかし、こんなに大勢の人々ではそれが何になりましょう。」と言う。ピリポより少しマシですが、気持ちはピリポと大差ありません。

 主イエスは出来ないという弟子たちに人々を座らせ、パンと魚を祝福して分け与えられた。


③余ったパンを集めなさい。
 主はパンを、祝福の祈りとともに裂いて弟子たちに配るようにされた。不思議なことに、皆、十分に食べて残すほどであった。集めたパン切れは、12のかごにいっぱいになった。すなわち、弟子たち一人ひとりに残りはゆだねられたのだ。

 主イエスを信じる私たちには、これを運ぶ責任がある。いのちのパンである主は、あなたの手にゆだねられている。