2022年6月12日礼拝会

説教概要

目を上げて畑を見よ

​内川節子伝道師

ヨハネの福音書 4章1~38節

 イエスがヨハネよりも弟子を多くつくって、バプテスマを授けていることがパリサイ人の耳にはいった。それを主が知られたとき、
 ―イエスご自身はバプテスマを授けておられたのではなく、弟子たちであったが、―
 主はユダヤを去って、またガリラヤへ行かれた。
 しかし、サマリヤを通って行かなければならなかった。
 それで主は、ヤコブがその子ヨセフに与えた地所に近いスカルというサマリヤの町に来られた。
 そこにはヤコブの井戸があった。イエスは旅の疲れで、井戸のかたわらに腰をおろしておられた。時は六時ごろであった。
 ひとりのサマリヤの女が水をくみに来た。イエスは「私に水を飲ませてください。」と言われた。
 弟子たちは食物を買いに町へ出かけていた。
 そこで、そのサマリヤの女は言った。「あなたはユダヤ人なのに、どうしてサマリヤの女の私に、飲み水をお求めになるのですか。」―ユダヤ人はサマリヤ人とつきあいをしなかったからである。―
 イエスは答えて言われた。「もしあなたが神の賜物を知り、また、あなたに水を飲ませてくれと言う者がだれであるかを知っていたなら、あなたのほうでその人に求めたことでしょう。そしてその人はあなたに生ける水を与えたことでしょう。」
 彼女は言った。「先生。あなたはくむ物を持っておいでにならず、この井戸は深いのです。その生ける水をどこから手にお入れになるのですか。
 あなたは、私たちの先祖ヤコブよりも偉いのでしょうか。ヤコブは私たちにこの井戸を与え、彼自身も、彼の子たちも家畜も、この井戸から飲んだのです。」
 イエスは答えて言われた。「この水を飲むものはだれでも、また渇きます。
 しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」
 女はイエスに言った。「先生。私が渇くことなく、もうここまでくみに来なくてもよいように、その水を私に下さい。」
 イエスは彼女に言われた。「行って、あなたの夫をここに呼んで来なさい。」
 女は答えて言った。「私には夫はありません。」イエスは言われた。「私には夫がないというのは、もっともです。
 あなたには夫が五人あったが、今あなたと一緒にいるのは、あなたの夫ではないからです。あなたの言ったことはほんとうです。」