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2022年7月3日礼拝会
説教概要
行動なしに信仰なし
内川節子伝道師
ヨハネの福音書 5章1~8節
今日のテキストの中心は、「よくなりたいか」と問われる主イエスのお言葉です。
べテスダ(恵の家)と呼ばれる池のほとりには、「病人、盲人、足の萎えた者、やせ衰えた者たちが伏せっていた。」(5:3)と記されています。皮肉にも、彼らにとって、べテスダは恵となってはいませんでした。
彼らの中に38年間、病に苦しんでいた人がいました。主イエスはそれを知って声をかけられました。「よくなりたいか。」
それは、病んでいる人への意志の確認でした。主が奇蹟を行われたとき、「あなたの信仰があなたを直した。」と、度々言われています。
私たちは、恵の家である教会に招かれて、主の呼びかけを受け止めているでしょうか。自分の都合にのみ心を奪われて、主に口答えしていないでしょうか。「私を助けてくれる人はいません。」「行きかけると、もう他の人が先に降りて行くのです。」などと、他人に責任転嫁していませんか。
信仰は行動を伴うものです。行動なしに、変革も奇蹟も経験することは不可能なのです。
「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」と主は語られています。彼は、何故、直ったのでしょうか。主イエスが言われるとおりに行動したからに他ならないのです。
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