2022年5月29日礼拝会

説教概要

人生、生きなおし

​内川節子伝道師

ヨハネの福音書 3章14~15節

 何時の間にか、人生50年は、人生100に変わってしまった。長い命を喜んで良いのやら、悪いのやら。なすべき仕事を失って、素はだかなただの人となる。巷では、アンチエイジングの化粧品の宣伝が出回り、年輪として出来たしわやしみを消そうと躍起になる。財産は残して置いて、子や孫にやるなとか、余生をいかに生きるか?これも大問題となっている。


 ニコデモは老人であった。が、ただの老人ではない。当時の議会、サンヒドリンに属する高級官僚であった。「知識あり」「名誉あり」「人望あり」「財産あり」の何の不足もない生活をしていた。

 しかし、彼は、大きな転換の時を向かえていた。それは、かつて聞いたことのない教えであり、かつて 見たことにない奇跡であった。彼は言う。「先生、私たちは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神がともにおられるのでなければ、あなたがなさるこのようなしるしは、だれも行うことはできません。」(ヨハネ3;2)


 この真摯な問いに応えて、主イエスは、誰でも、信仰によって救われることを教えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は新しく生まれなければ神の国を見ることはできません。」(ヨハネ3:3)

 「新しく生まれる」とは、どういう事でしょうか。主は、「水と霊」によってと教えておられます。この水と霊とは何か?様々な理解のしかたがありますが、私たちは「水」は聖書のみことば、「霊」は信じた時に内住してくださる聖霊と理解します。聖霊の働きは、目に見えません。それは風が吹く様子と似ています。風が通り過ぎると木々がゆれ風を見ることが出来るのです。主イエスを自分の救い主として信じたその時から、私たちは変えられるのです。

 信仰者となった私たちは、それ以前の生き方を変えて頂きます。不平不満でいっぱいだった私たちは感謝を学びます。恐怖や不安に捕らわれていた私たちは、主の平安の中に生きることを学びます。失敗を繰り返し罪の中にいる者は、罪から遠ざかって、捨てて、主に従うことを学ばせて頂くのです。


 ニコデモは、自分の地位や名誉を捨てて、最終的には、キリストの弟子として生きる道を選択しています。