2022年4月24日礼拝会

説教概要

「隣人の命を担ぐ聖なる生活」

​長谷川忠幸師(境港キリスト教会牧師)

民数記4章1~15節

 民数記において、レビ族には、他の部族と違う二種類の役割が与えられる。

 一つは、幕屋の周りの聖なる境界線を警護する役割で、もう一つは、幕屋を運搬する役割である。

 何故二つの役割があるのかというと、幕屋には二つの形態があるからである。即ち、一つ箇所に留まって宿営を展開する形態と、イスラエルの民と共に旅をする移動の形態である。

 レビ族は、この二つの形態において神の聖性を管理する役割が与えられているのだが、人々を聖なる幕屋に近づけないことで、神の二つの性質を表すのである。
 一つは、神は穢(けが)れた者を浄化してしまう神の聖なる性質である。

 そして、もう一つは、本来は穢れた者から離れたところにおられるお方が、イスラエルの民のただ中に留まるという性質である。神は形を変えて、イスラエルが留まるときも出るときも、彼らの真ん中に伴うのである。
 
 宗教人は、ともすると手にした聖なる賜物をもって穢れた者を遠ざける。

 しかし、レビ族が示した聖なるお方は、イスラエルと伴い、彼らを聖なる国民として数えてくださる恵みに富んだお方である。この性質は、十字架と復活の主イエスにおいて確認するところである。
 私たちは、この聖なるお方につき従う者となるべく、今日も新しい信仰を祈り求めよう。