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2023年2月19日礼拝会
説教概要
聖なる生活の目的
長谷川忠幸師(境港キリスト教会牧師)
民数記 9章15節~10章10節
イスラエルの荒野の旅には、雲の柱が伴う。この雲は、イスラエルがエジプトを脱出した時から出現し(出エジプト記13章)、会見の幕屋が完成した時から、幕屋の中に満ち溢れ、さらには幕屋の上に立つようになった(出40章34~35節)。
このことからわかるように、この雲の柱の正体とは、幕屋に住まわれる聖なる神の臨在そのものなのである。その証拠に、この雲は、主の栄光によって発光している。
「幕屋を建てた日、雲は掟の天幕である幕屋を覆った。夕方になると、それは幕屋の上にあって、朝まで燃える火のように見えた。いつもこのようであって、雲は幕屋を覆い、夜は燃える火のように見えた。」(民数記9章15~16節)
この雲は、常時、神の栄光の輝きによって発光している。そのため、夜間は、燃える火のように見えるのである。
雲の柱は、イスラエルの聖なる陣営の中心にある幕屋に伴う。裏を返せば、イスラエルが行くところに、聖なる神の臨在が見えるのであり、イスラエルの旅は、人々に神の臨在を示すことなのである。
私たちの信仰の歩みも、その歩みにおいて聖なる主イエスの臨在を示すことを目的としている。聖霊に満たされて、今日も人々を主イエスとの出会いに導くべく、新しい信仰を祈り求めよう。
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