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2023年1月8日礼拝会
説教概要
苦難の中でも主イエスに聞く者となろう
長谷川律子師
マルコの福音書 9章2節~13節
イエス様が弟子たちを連れて高い山に登ると、その姿は光り輝く姿に変えられ、突然現れたエリヤとモーセと語り合いを始める。この状況に私たちも遭遇することができたならば、一生忘れられないすばらしい体験となるだろう。そしてこの栄光の主イエスとずっと共にいたいと思うであろう。
しかし、そのような華やかなイメージとは裏腹に、主イエスの歩みは、多くの苦しみを受け、長老や祭司長たち、律法学者たちによって排斥され、殺されるという非常に暗い印象を与えるものであった。
なぜ、栄光に満ちた神の子が苦難を通らなければならないのだろうか。それは神のご計画であり、そして神の意志そのものだからである。そこに目を留めず、「これに聞け」と神が語られた主イエスの教えに聞かないならば、私たちの信仰は吹き飛んでしまうであろう。
主イエスは苦難が伴っても神の意志に忠実に従われたのである。ここに目を向ける時に、主イエスを信じる信仰の動機が苦難の中であっても揺るぐことがないのである。
私たちはどのような時でも主イエスの苦難である十字架と復活を覚え、日々、神の教えに聞く者となろう。
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