2022年1月2日礼拝会

説教概要

「5タラントを10タラントに」内川寿造牧師

マタイの福音書25章14節~30節

 新年明けましておめでとうございます。今年こそコロナが終息して、外に向けた伝道活動が再開できるように期待しています。

 さて、今年の教会テーマは「賜物の分与と活用」です。標語は「5タラントを10タラントに」とします。今日のテキストはマタイ25:14~30の「タラントの譬え話」です。

 この譬えが語られた背景は、マタイ24章の人の子イエス様の再臨の予告と警告です。特に24:45「忠実な思慮深いしもべ」を見習うように教えられています。
 25:1~13の「花婿を迎える十人の娘」の譬えでは、思慮深く目を覚まして備えること。そして、「タラントの譬え」では、忠実に賜物を生かして神と人に仕えながら、再臨に備えることが教えられているのです。
 1タラントは、6000デナリ。1デナリは当時の労働者の一日分の報酬です。今の日本円に換算すれば1万円。何と1タラントは6000万円。5タラントは3億円です。私たちは自己卑下し易いのですが、自分で思うよりも多くの賜物が与えられているのです。
 「私たちは、何一つこの世に持って来なかったし、また何一つ持って出ることもできません。」(第一テモテ6:7)裸で生まれ、裸で死んでいくのです。生命、時間、家族、仕事、健康、才能、教育、財産、友人知人、環境、すべては神の賜物として与えられたものです。「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。」(ペテロ第一4:10)

 5タラント預かった者と、1タラント預かった者の結果は、何故このように違ったのでしょう。それは、主人への評価にあります。
 5タラントの者は、主人の寛大さに感激し、感謝と喜びに溢れて、何とか主人を喜ばせたいと思い、「すぐに行って商売をした」のです。一方の1タラント預かった者は、主人はひどい人と考え、怖くなり委縮して、地を掘って金を隠したのです。
 賜物の分与と活用で大事なことは、
①主人である神は寛大で豊かなお方と見ること。3億円を「わずかな物」(25:23)と言われるお方。
②愛が動機です。与えられた賜物に感謝し、神と人に仕えようとする気持ち。
 神と人に役立ち、喜ばれたいと言う思いを持つ。あなたに与えられた賜物を数えて見ましょう。