2022年10月16日礼拝会

説教概要

聖なる神の体としての教会を建て上げよう

長谷川忠幸師(境港キリスト教会牧師)

民数記 7章1節~8章4節

 SNSを眺めていて気付いたのだが、多くの人々が「権威」と聞くとアレルギー反応を示すように、権威と名の付くものをことごく拒絶する傾向があるように思う。


 現代のように、誰でも簡単に情報を入手したり発信したりすることのできなかった時代に、人々は権威を持った者にコントロールされ、戦争と言う過ちを犯してしまったり、理不尽なまでの不利益をこうむったりした歴史を繰り返したくないという思いの表れなのかもしれない。

 確かに、この世界において、人が大きな権威や権力を手にすると、途端に自己実現や自己充足のために力を行使するようになり、多くの人が不幸に見舞われるという現実がある。


 しかし、イスラエルの神は、神と言う最高にして最大の権威と権力をもって、穢(けが)れを負ったイスラエルを慈しみ、彼らを聖なる国民となるよう導くことに務めるのである。イスラエルの祭司、レビ人、12部族の戦士たちは、それぞれに託された権威をもって、主なる神のように、互いの救いに務めることをもって、聖なる神の国民として数えられるのである。


 私たちもまた、福音と言う聖なる権威が与えられている。その権威を用いて、主イエスのごとく人々の救いを実現するために仕える聖なる国民となるべく、今日も新しい信仰を祈り求めよう。