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2024年10月20日 礼拝

説教概要

忘れないで

小泉美早子師

詩編112篇

  神の戒めである、み言葉を喜ぶ人には特徴があります。情け深く人には貸し、とあるように気前がよく、貧しい人々に惜しみなく分け与えるのです。なぜなら、主なる神ご自身が恵み深く、あわれみに満ち、正しいお方だからです。主のみ言葉に従いゆく者は、いつしか主に似た者としての性質を帯びるようになってゆく

 のです。

 

  現代もお金が全てであるかのような価値観が吹き荒れています。お金に支配されないためには、お金を貯めこむのではなく、惜しみなく分け与える生き方を身に着けることが鍵でしょう。そのような人生は神の祝福を得、繁栄すると聖書は約束しています。

 

  人によくするのは損だし馬鹿らしい。確かにそうです。しかし、聖書は誰が忘れても主がそのわざを永遠に覚えて下さるのだと書いています。主なる神が覚えて下さっているとは、主の守りの約束でもあるわけです。だからこそ、たとえ悪いニュースが飛び込んできたとしても、良き知らせである福音が悪い知らせを克服さ

 せて下さるからです。

 

  このような生き方はひときわ異彩を放ちます。だからこそ悪い者はそれを見て、怒ったり、ねたんだりもすることでしょう。しかし、主のみ言葉に歩む者は意に介することもなく、かえってその悪人にも祝福の言葉をかけ、愛のわざを行います。そのことによってその人は牛の角のような力強い歩みを増していきます。

 

  私たちは感謝されようが、無視されようが、主なる神の喜ばれる愛のわざに励んでいきます。結果、必ず良き実りを結んでいくことになるでしょう。人生に残る者は、集めた物ではなく、与え

 たものなのです。

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