2022年1月30日礼拝会

説教概要

「新しい生き方を始める」

中村宣子ろう者伝道師

ルカの福音書3章15節~18節

 バプテスマのヨハネは、イエス様や、ヨハネ本人が生まれる700年以上も前から、イザヤによって、その活躍が預言されていた。イザヤ書40章にその預言の内容が記されており、ルカ3章4〜5節に引用さている。


 古代から、王が来る時は、事前に通り道が整備された。同じ様に、救い主イエス様が来られる前にも、人々はイエス様をお迎えする為の、心の準備が必要だった。その為に、ヨハネは「悔い改めのバプテスマ」を説いた。

 旧約時代には、ユダヤ人は牛や羊を殺し、燃やして、生贄を捧げる事で、罪の赦しを得ていた。しかしヨハネは、自分の罪を告白し、洗礼を受ければ、罪が赦されて神と和解できるという新しい教えを広めた。ただしそれには、真の「悔い改め」が不可欠である。

 悔い改めとは、考え方・生き方・態度を根本的に変える事だ。今まで罪の中にいた人が、180°向きを変え、神様を中心とした、神様に喜ばれる生き方へと方向転換する事だ。そうして初めて、洗礼が意味のあるものとなる。


 さて、民衆はヨハネこそ、来るべき救い主ではないかと期待したが、彼は否定した。そして、ヨハネのバプテスマと、イエス様のバプテスマの違いを明確にした。

 ヨハネのバプテスマは、人々を神の元に立ち返らせる為の「水のバプテスマ」だが、イエス様が授けて下さるのは「聖霊と火のバプテスマ」だ。

 聖霊のバプテスマは、既に信仰生活を始めた人が、その信仰を更に他の人に伝えられる様にするものである。私達の信仰が、他者から見ても明確になり、大胆に福音を伝えられる様になる。

 一方、火のバプテスマは、良い実を結ばない者への神の裁きである。


 今、私達は、聖書を通して福音の全貌を知る事が出来る。神様は私達を救って下さり、更に今、クリスチャンとしてより成長できる様、聖霊によって力を与えて下さる。

 教会に新しい人が加えられる様祈り、イベントを企画する事も大切だが、1人1人が信仰の先輩として良い証し人となり、新しい人に対してだけでなく、家族・職場の仲間・地域の方々に福音を広めて行く事は、もっと重要だ。多くの方が神様を中心とした新しい生き方を始められる様に、その為に自分自身がクリスチャンとして新たな1歩を踏み出せる様に、祈り求めよう!!